こんにちは。
サンプルの野津あおいです。
本日は早朝から農作業。3班に別れて農家さんに出かけます。
初めての農作業体験にみんな意気込んでいたのですが…
朝から大雨…
1班(トウモロコシ農家)と2班(イチゴ農家)は屋根の下やハウスで作業ができるそうですが、3班は自家用野菜の収穫で、雨天でできる作業が無いそうです。そのまま中止になるところでしたが、農家さんの「せっかくなので傘さしたまま簡単な収穫だけ体験しますか?」というお言葉に甘えて、雨の中出発しました。そして着いてみると、
いきなりの晴天!収穫の始まりです。
キュウリ、ナス、インゲン、ジャガイモの収穫
わたしたちが掘り起こしたあとも「まだここら辺にある」と言われた辺りを掘ると芋がたくさん。
参加者の児玉さん曰く「夏でも土の中は冷たくて気持ちいい!」。
続いて、熊除けのロープの撤収。収穫の終わったトウモロコシ畑を守っていた杭を取り除いて、休憩は手づくり赤シソジュースをいただきました!
最後に酢を入れることで発色がよくなるそうです。
頭も身体も、普段使わない筋肉を使って、さらにありがたい事に採れた野菜を頂いて、クローブ座へ。
午後からは杉山至さんと鈴木健介さんのワークショップが始まります。
講師の杉山至さん
セノグラフィーに関する講義。
考現学(現代を考察する)という観点を持ち、町を歩いてみる。対象物と対話をするためにスケッチを用いて、場所や風景を新しく発見する。
鈴木先生からは「(スケッチや採集は)自分が何が好きかわからなくても直感的に気になるものを集めればいい、終わった後に発見をすることもある」というアドバイスをいただきました。
さっそくペンと紙を持ち、外に飛び出します。
自分の気になったものをたっぷり1時間半スケッチ、採取します。音を録音してきてくれた方もいました。
そして気になる感覚を元にミニパフォーマンスの創作。近所の空き住居や道端の風景をお借りしながら、1分程度の作品を見せ合いました。
これはワークショップの公開発表に使えるかも?というアイデアもたくさん。
杉山先生と鈴木先生のコメントや感想を頂いて今日のワークショップは終わりました。
鈴木健介先生。先生の津南町スケッチも見せていただきました。
今まで地元の方のお世話になりつつも、お宅におじゃましたり、集落をのんびり歩く事がなかったサンプル。滞在ワークショップのおかげで、津南町の新しい風景を発見できた気がしました。
参加してくれた子どもたちの発表。採取したカエルの寸法を測ったり、とった抜け殻を見せてくれました。
このワークショップと発表会は見学が可能です。
★『わたしたちの発明』公開パフォーマンス
日時:2016年
8月13日(13:00〜15:00)
8月14日(10:00〜12:00)
料金:入館料300円で見学可
※8月8日〜14日のワークショップも入館料300円で見学可
★関連イベント松井周×北川フラムトークイベント
2016年8月14日 14:30〜
参加費:500円
どちらも上郷クローブ座
(公開パフォーマンスは周辺を回遊していただく可能性があります。)
WS『わたしたちの発明』レポート
0日目:津南町に来ました
1日目:松井周ワークショップ
2日目:農作業と杉山・鈴木ワークショップ
3日目:農作業と丸山・浅沼ワークショップ
4日目:農作業最終日と木藤ワークショップ
5日目:創作
6日目:公開パフォーマンス
7日目:ワークショップ最終日、北川フラム×松井周トーク