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サンプル:11
地下室

こまばアゴラ劇場

2013年1月24日[木] - 2月3日[日]

作・演出
松井 周
出演
辻美奈子古舘寛治古屋隆太奥田洋平(以上、サンプル・青年団)野津あおい(サンプル)たむらみずほ小林亮子折原アキラ富田真喜森岡望山内健司(以上、青年団)

2006年に初演を行った時には、ある集団のカルト化を描こうとしていたように思います。
けれど、現在においてこの作品に描かれているコミュニティはそんなに特殊なものではないでしょう。
もちろん、正常だとも思いませんが、
今読み返すと自分がこのコミュニティに希望を託しているような気配を感じ取ることができます。
「信じる」という姿勢を誰かと共有したいという意気込みも。
この『地下室』が皆さんにとってどんな居心地の場所になるか知りたいです・・・とても。

松井周

あらすじ

東京の環状線と高速道路に挟まれた場所にある小さな自然食品の店。
そこに住んでいる店長と息子、そして店員たち。
彼らはその場所で小さな共同体を形成し、「水」や自然食品を販売し、
自給自足の暮らしをしている。

「水」を作っているのはその店の地下に住む息子である。
ある日、一人の女の子が働きたいと店を訪れる。
息子はその女の子と出会ったことで、「水」を作れなくなってしまう。
「水」は枯れる。
彼らの生活はゆっくりと崩壊していく。

舞台監督谷澤拓巳

美術杉山 至+鴉屋

照明木藤 歩

衣装小松陽佳留(une chrysantheme)


宣伝写真momoko matsumoto(BEAM×10inc.)

フライヤーデザイン(kyo.designworks)

WEB斎藤拓


技術協力鈴木健介(アゴラ企画)

制作協力野村政之(アゴラ企画)


制作三好佐智子(quinada)冨永直子(quinada)


芸術監督平田オリザ

主催 サンプル quinada 青年団/㈲アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

助成 公益財団法人セゾン文化財団 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

協力 レトル 至福団 シバイエンジン