■追加募集のご案内
キャンセル等によりお席に余裕ができたプログラムにつきまして、
先着順で追加募集を行います!
「わからない」から始める今の私のポートレート
薬草と未来のセルフケア
自分で会社を作ろう
元国税局職員さんきゅう倉田の社会人として役立つお金のワークショップ
フロムビヨンド
女装体験ができるワークショップ
セノグラフィからアフターコロナのパフォーミングアートの可能性を探る
老いと演劇のワークショップ
※ お申し込み完了後、運営より振込先をご連絡致します。恐れ入りますが、ワークショップ開始までにお振込みをお願い致します。
※ COVID-19対応にご協力ください。
※ 原則として入金後の返金は行いません。
※ ご不明点がございましたら、hyohonshitsu@gmail.com までご連絡ください。
サンプルでは、2011年より「価値観を揺さぶる」ことを目的とした社会人向けのワークショップを神奈川・東京・北海道・新潟で行ってきました。
2020 年度は『出す。』をテーマにサンプル・ワークショップを実施します!
松井周とバラエティに富んだ講師陣で、感性を揺さぶるプログラムを用意してお待ちしております。
2020年テーマ『出す。』について
コロナでリモートや自粛が続く中で、インプットばかりを強いられているような感じがします。このワークショップでは、そんな状況を打ち破り、なんとか「出す。」ことを目的にします。参加した方たちが、ここから連鎖的に何かアイディアが出てくるような循環を作り出せたらと思います。(松井)
■ワークショップ概要
日程:2020年9月19日(土)‐22日(火・祝)
時間:13:00-16:30 / 17:30-21:00
会場:参加者の方にのみご案内いたします (最寄り駅:渋谷)
料金:1コマ 4,000円(税込)、8コマ通し受講 28,000円(税込) ※標本室員は8コマ通し受講 25,000円(税込)
テーマ・講師:
- <戯曲・演出>松井周
- <薬草>新田理恵
- <共生>坂口恭平
- <お金>さんきゅう倉田
- <音楽>宇波拓
- <女装カルチャー>モカ
- <セノグラフィ>杉山至
- <介護>菅原直樹
※やむを得ない事情により、講師が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
※ワークショップは、COVID-19対応を十分に考慮して実施致します。
※ワークショップにより、対象年齢がございます。
※ワークショップの様子を記録し、資料として公開する場合がございます。
■タイムテーブル
■ワークショップ詳細
- 戯曲・演出:松井周
「わからない」から始める今の私のポートレート - 薬草:新田理恵
薬草と未来のセルフケア - 共生:坂口恭平
自分で会社を作ろう - お金:さんきゅう倉田
元国税局職員さんきゅう倉田の社会人として役立つお金のワークショップ - 音楽:宇波拓
フロムビヨンド - 女装カルチャー:モカ
女装体験ができるワークショップ - セノグラフィ:杉山至
セノグラフィからアフターコロナのパフォーミングアートの可能性を探る - 介護:菅原直樹
老いと演劇のワークショップ
1. 戯曲・演出:松井周
「わからない」から始める今の私のポートレート
【内容】
コロナ禍で「集まってつくり、集まって観る演劇」が難しくなっているなか、
だからこそ、新しい「何か」が始まる予感もあります。
今回は今だからこそできる表現ってなんだろう?と考えてみたいです。
「演出」ってその人が持っている五感や思考を形にすることなので、
まずはぼんやりそんなことを共有するところから始めたいと思っています。
【参加条件】
高校生以上
【講師プロフィール】
松井周(まついしゅう) 劇作家・演出家・俳優/サンプル主宰
1972年生東京都出身。1996年劇団「青年団」に俳優として入団後、作家・演出家としても活動を開始する。2007年『カロリーの消費』より劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立。バラバラの自分だけの地図を持って彷徨する人間たちを描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。近作に『変半身(かわりみ)』(共同原案:村田沙耶香)、『ビビを見た!』(原作:大海赫)など。
2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。2016年『離陸』で2016 Kuandu Arts Festival(台湾)に、2018年『自慢の息子』でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加した。
2. 薬草:新田理恵
薬草と未来のセルフケア
【内容】
AIを使った、簡単で美味しい極楽養生をカスタマイズしよう!
何百年も前から身近な植物(ハーブ/薬草)を使って、私たちはお料理やドリンクを作ったり、セルフケアを行い、健やかな暮らしを営んできました。パワフルで、美味しい、でも知られていない日本のハーブ・薬草が、実はたくさん眠っています。
健康でいるって、簡単なようで難しい。そこで、人工知能Qusunokiを使って、簡単な質問に答えて体質や性格の傾向を掴み、美味しい薬草茶を飲みながら極楽浄土な養生法をみんなでわいわい考えましょう!
薬草コーラや極上薬草茶のテイスティングもあります。
【参加条件】
特になし(どなたでも参加可)
【講師プロフィール】
新田理恵(にったりえ) 薬草師/TABEL株式会社 代表
管理栄養士であり国際薬膳調理師。食を古今東西の多角的視点からとらえ、料理とその周りにある関係や文化も一緒に提案し、地域の商品開発やレクチャーを行っている。
日本の在来植物•薬草を暮らしに取り入れるためのリサーチをはじめ、日本各地つなげながら伝統茶ブランド{tabel}を2014年に立ち上げる。
2016年8月にTABEL株式会社へと法人化し、2018年より薬草大学NORMも開始!
写真:©Jin Hayato
3. 共生: 坂口恭平
自分で会社を作ろう
【内容】
会社に行きたくない、うまくできないなどと嘆く人が多いこと多いこと、 そういう人は会社に行くのをやめましょう。僕は会社で勤めたことがありません。自分で会社を作ったのです。とても居心地のいい会社を。 みんなも自分で会社を作っちゃおう。借金もせずにすぐに会社を作る方法教えてあげるから。
【参加条件】
特になし(どなたでも参加可)
【講師プロフィール】
坂口恭平(さかぐちきょうへい) 作家/画家/音楽家/いのっちの電話相談員/新政府内閣総理大臣
1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。それを元にした『TOKYO0円ハウス 0円生活』(大和書房)で文筆家としての活動をスタート。
著書に『独立国家のつくりかた』(講談社)、『幻年時代』(幻冬舎、第35回熊日出版文化賞)、『徘徊タクシー』(新潮社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版、第57回熊日文学賞)など。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。近著は『自分の薬をつくる』(晶文社)、『苦しい時は電話して』(講談社)
4. お金:さんきゅう倉田
元国税局職員さんきゅう倉田の社会人として役立つお金のワークショップ
【内容】
学校では、お金や税金について学ぶことはほとんどありません。それは、社会に出てからも同様です。
でも、お金について知らないことで、損をしたり失敗したりストレスを感じたりする大人は大勢います。
少しずつお金の常識や税金のルールを身につけて、自分や家族が困らないようにしよう。
【参加条件】
15歳以上推奨
【講師プロフィール】
さんきゅう倉田(さんきゅうくらた) 芸人
お笑い芸人。吉本興業所属。
大学卒業後、東京国税局に入庁、退職後芸人になる。好きな言葉『増税』 。
5. 音楽:宇波拓
フロムビヨンド
【内容】
太陽系が滅んだあと宇宙の果てでおこるかもしれない出来事と、Zoom会議の画面に映る人物の実在に、はたして存在論的に違いはあるのだろうか…。なにかにつけて「リモート」が話題にのぼる昨今、誰しもそんな疑問に頭を抱えているはず。いまこそ、ネット回線を介しデジタル化された「つながり」を超え、アクセス不可能な「現実」について考察すべき時がきた、かもしれない…。このワークショップは、認識しえない時間と空間に思考をもって対峙する、そんなことを漠然とかんがえつつ、SF、怪奇、コンセプチュアルアート、実験音楽などをてがかりに、無演者、無観客、無配信、無記録の出来事を立ち上げつつ(立ち上げない?)、なんとか音楽のフォーマットに落とし込もうとする試みです。かたちのある成果はなにも得られないとおもいます…。
【参加条件】
16歳以上
【講師プロフィール】
宇波拓(うなみたく) 音楽家
90年代後半より音楽活動を開始。弦楽器、コンピューター、段ボールなどを演奏。HOSE、ホンタテドリ、かえる目、中尾勘二トリオ、THEYLIVEなどのグループに参加。映画音楽かとして、古澤健、沖島勲、越川道夫、いまおかしんじなど、ユニークな映画監督の作品にサウンドトラックを提供。14年より「サンプル」の舞台音楽を担当。近年の音楽作品に、デビッド・グラブスとの『CometMeta』、角田俊也との『WOVENLAND2』など。また、サウンドエンジニアとして数々の録音作品に携わる 。
6. 女装カルチャー:モカ
女装体験ができるワークショップ
【内容】
2000年女装ブームから生まれた新世代女装カルチャー。
女装カルチャーとは?どんな人がいるの?どんなコミュニティなの?を体験するワークショップです。
女装カルチャーについての演出家・松井周とのトークセッション後、実際に女装したり、ブラジャーをつけたりハイヒールを履いたりしながら(※)、女装カルチャーを起点に「みんなが心から好きを選べる社会を作るには?」を一緒に考えましょう。
※女装、ブラジャー、ハイヒール体験は、希望者のみとなります
【参加条件】
とくになし(男性以外も歓迎です)
【講師プロフィール】
モカ(もか) 女装カルチャーを作る人/コミュニティデザイナー
株式会社UNI、経営者、元男子、戦略家、デザイナー。女装サブスク「ガールズクローゼット」や、女装サロンバー「女の子クラブ」などの飲食店経営など、女装カルチャーを作る組織の代表。
2016年から無償のお悩み相談を開始。2019年に高野真吾氏との共著『12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと』を上梓。
7. セノグラフィ:杉山至
セノグラフィからアフターコロナのパフォーミングアートの可能性を探る
【内容】
身体知とコミュニケーションいうキーワードで舞台芸術、舞台美術のあり方を考えてきた。が今年は、あるいはこの先数年はとてもこのキーワードには大変な時が続くと予想される。
リモートでは繋がれるのに何か身体がさらに加速度的に置き去りにされている。
渦中にいる今だからこそ、もう一度身体と空間性を考える旅をしたいと思います。密にならない方法で。
【参加条件】
中学生以上
【講師プロフィール】
杉山至 (すぎやまいたる) 舞台美術家/建築士
国際基督教大学卒。在学中より劇団青年団(平田オリザ主宰)に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員と してイタリアにて研修。近年は演劇で は、サンプル、シリアルナンバー、城山羊の会、東京タンバリン、てがみ座、地点、俳優座、名取事務所、青年団等。
ダンスではダンスシアターLUDENS、 白井 剛、森川弘和、デラシネラ等。
またミュージカル・テニスの王子様、オペラでは日生オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』、ドイツ・ハンブルク劇場主催『海、静かな海』の舞台美術を手掛る。
舞台美術ワークショップも多数開催している。
また、近年は劇場等 のリノベーションも手がけている。
劇団地点『るつぼ』にてカイロ国際演劇祭ベストセノグラフィーアワード2006受賞。第21回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞受賞(2014年)。 桜美林大学、四国学院大学、女子美術大学 非常勤講師、舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター、NPO法人S.A.I.理事、二級建築士。
8. 介護:菅原直樹
老いと演劇のワークショップ
【内容】
僕の肩書きは「俳優」と「介護福祉士」。というと、介護の仕事をしながら、休みの日に演劇活動をしていると思われるかもしれませんが、ちょっと違います。介護をしているときに演技をし、演劇の稽古中に介護をしている。お年寄りを相手に演技をする、といっても詐欺師ではありません。介護現場ではどうしても演技が必要なときがある。
介護に出会ったことで「演じること」の意味を深く考えるようになった俳優のワークショップです。
【参加条件】
中学生以上
【講師プロフィール】
菅原直樹(すがわらなおき) 俳優・介護福祉士/「老いと演劇」OiBokkeShi主宰
1983年栃木県生まれ。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。青年団に俳優として所属。小劇場を中心に、前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大の作品などに出演する。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。超高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチするその活動は、演劇、介護のジャンルを越え、近年多方面から注目を集める。平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。
写真: ©草加和輝
主催:一般社団法人サンプル 松井周の標本室 有限会社quinada
運営:綿貫美紀(アプレシア)
協力:Loftwork 100BANCH