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青年団若手自主企画
ワールドプレミア

第11回日本劇作家協会新人戯曲賞入賞

アトリエ春風舎

2005年6月22日[水] - 27日[月]

作・演出
松井 周
出演
石橋亜希子大竹直工藤倫子小林洋平古舘寛治古屋隆太

とある施設。その一室で手術の順番を待ってる男がいる。
そこに突然、男の息子を名乗る若者が飛び込んでくる。
男はその若者に導かれるように、自らの記憶を辿る旅に出る。
不妊の悩みを抱える妻の存在。
実験動物を育てる仕事を持つ叔父の自殺。
こうして浮かび上がる記憶たちは、はたして本当に男の記憶なのだろうか?
死んだ者の記憶は残る者には美しく蘇る。
死んだ者の中では、二度と更新されない。
他者、自分の記憶というひどく曖昧なものが、個人を形成していく危うさを交差する時間軸と綿密な物語構成で描いた。

照明西本 彩

舞台美術杉山 至×突貫屋

チラシの絵羽藤明夫

宣伝美術林真智子

舞台監督小林 智

制作石橋亜希子工藤倫子


総合プロデューサー平田オリザ