ずっと日誌を書いていなかった。
稽古9日目は最後に通しをした。
俳優が自由に空間を楽しめるようになったと思う。
ただ、台本を大幅に変更する必要があり、
そのことで頭がいっぱいにもなった。
夜、ドラマターグの野村くんと話し、
色々な意見を聞いた後、朝まで直し作業。
どこかで一回寝た気もするが覚えてない。
稽古10日めの音響・照明・舞台仕込みの作業を
キャンセルさせてもらい、朝から昼すぎまで
直し作業。
改めて僕の作品は無駄が多いと思った。
それも本筋を見えなくしてしまうくらい。
その冗長さを好きではあるけれど、
全体像をぼんやりさせているとも感じる。
夕方にここで行うインスタレーションのようなパフォーマンスについて
俳優と話し合う。
これも面白くなりそうだ。
現実と虚構の境目を漂う感じ。
あっという間に本番が始まる。