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【小学校での記憶】上村聡

2012.08.10

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いくつか思い出したことと、知人からきいた話をご報告いたします。

まず自分の話。

僕のうちは引越しが多く、二回ほど転校したため、郷愁とかローカルな思い出というのがあまりありません。
どちらかと言えば、その土地のルールに合わせることに必死でいつも緊張していました。

関東から関西に引越した時にはすぐに関西弁に直しましたし(子供は訛りに敏感だと思います)、
友達の家に遊びに行くとおやつがたこ焼きなのにも結構びっくりしました(ルマンドとかが主流だった気がする)。

学校の近くに国守町という同和地区があり、その地区の子たちに気性が荒くて、関東者の僕はちょっかいを出されました。
ある日、家に帰ってランドセルをあけたら中に生理用品が入っていてびっくりしたこともありました(その時はそれがなにかわからなくて捨ててしまった気がします)。

次に知人から聞いた小学校の思い出を。

〇長野県諏訪市の小学校で校長がちょっと変わっていた。割とスパルタな校風で体罰(定規で頭をたたかれる、など)。
基本、裸足生活。霜柱がたったら靴を履いていい。

遠足のお弁当の中身指定(おにぎりのみ。中身は梅干しのみ。おかず不可。水筒の中身は白湯のみ。)。
戦争中の擬似体験をさせるという意図だったそうです。

〇変わった係

「遊び係」。休憩ごとに新たな遊びを提案。
例えば、チームに分かれて、廊下に着ている服を並べて、長かった方が勝ち。男子は全裸寸前まで頑張ったそうです。

「うた係」。新しいうたを提案。
係が歌詞を配り、手本を示した後、みんなで合唱。替え歌もあったそうです。
ホールルームに実施。

〇朝礼での校長のスピーチ

「雨は神様のオシッコです」に、ショックを受けた。
その後、「水道水はみんなのオシッコをろ過したもの」というウワサが流れた。

〇変な校内放送

ある日、「これから校庭で、蛇の皮剥きをします」と放送が入り、嫌だなと思いながら校庭に出たら、そういう遊びだった(組体操的な)

〇太った同級生

いつも身体から湯気が上がっていて(首にタオル)、朝礼のときにどこにいるかすぐにわかった。

〇こわい上級生

まだ数をあまり教わっていない時期に、「100の次は?」と激しく問い詰められた。100の次にも数があるとは知らなかったので、非常に困った。

下校時、鉢合わせしないように気をつけていたが、ある日、遭遇してしまい一緒に帰る羽目に。
気まずい時間が流れるなか、いきなり踊り出し、「知ってるか、これがバレエだぞ!」と言われた。
気性が荒かったその上級生も妹が生まれて穏やかになった。

とりあえず以上です。

(上村聡)