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サンプル:16
離陸

平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加公演

2015年9月26日[土]、27日[日]鳥の演劇祭8 鳥の劇場

2015年10月8日[木]~18日[日]早稲田小劇場どらま館

作・演出
松井 周
出演
伊藤キム(GERO)稲継美保松井 周

「人間は 変わるか、変わらないか?」というざっくりした議論なら、「変わる」側につきたいです。
だって、俳優なんてそんなに好きでもない人を、生理的に無理だって人を「好き!」って思う職業だし、
「生理的に」なんて言葉は、いっそ疑ってもいいと思うのです。
脳の中に回路を作ってしまえば「変わる」はず。
きっと、戦争で人が人を殺せるのは、徹底的にそういう回路を作らされてしまうからでしょう。
だから、人間は怖いのだと思います。
人間が実際に変わってしまうということを目の当たりにすることで「傷」は生まれ、
それは事後的に「生理」を変化させるのだと思います。

変わりたいのに変われない、変わってないつもりが変わってしまった。
そんなことを思いながら暮らしている三人の関係の変化とはどのようなものでしょうか?

伊藤キムさんと稲継美保さんと僕の関係がどう変化していくかにもよるのでしょう。

サンプルも変化の途中なのです。

松井周

〈あらすじ〉
兄夫婦と弟は同じ家に住んでいる。
妻への不信感から兄は弟に「妻と二人きりで一泊してきてほしい」と願い出る。
そして、その間に起きたことを逐一報告するようにと。
夏目漱石の『行人』のシチュエーションを借りて、変化していく三角関係の行き着く果てを描く。

◎松井周×伊藤キム インタビュー
○ローチケ演劇宣言!
http://engekisengen.com/stage/interview/sample/
○演劇最強論-ing
http://www.engekisaikyoron.net/sample_matsui_itou/

◎松井周 インタビュー
エンタメ特化型情報メディア SPICE
「サンプル・松井周が、伊藤キムにひとめぼれ」
http://spice.eplus.jp/articles/16493

◎俳優紹介ミニインタビュー
http://samplenet.org/2015/10/04/takeoffinterview/
◎Twitter感想まとめ
http://togetter.com/li/884482

舞台監督浦本佳亮

美術杉山至+鴉屋

照明木藤歩

照明操作山本義剛

音響牛川紀政

音楽宇波 拓

衣裳小松陽佳留

衣裳協力・製作MEME Kijun Sakurai


ドラマターグ野村政之

稽古場代役横田僚平


宣伝写真momoko japan

フライヤーデザイン(kyo.designworks)

WEBデザイン斎藤 拓


制作富田明日香 冨永直子(以上、quinada)


協力GERO至福団六尺堂une chrysanthemeこまばアゴラ劇場シバイエンジン

企画松井周三好佐智子(quinada)

主催サンプルquinada

共催早稲田大学

助成アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)芸術文化振興基金

平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加公演