02 常設展示

オブジェクト
(ワークインプログレス

所要時間
3~5分
定員
1名ずつ
製作
小野彩加
インストーラー
中澤陽

物に乗る。物を手に取る。物を使う。物を知る。物と動きの拘り合い。

物が動かされる時、物は身体の動きに対応する。対応によって生じる動きすなわち振付は普遍的である。普遍的な振付にも新しい動きが隠れている。想像の複数性を原点として、物に身体が動かされる時、身体が物の動きに対応することにより生じる動きを収集する。物を媒介して他者の身体と繋がることで、対象(オブジェクト)は鏡像の自己の身体であると悟るのか。身体の(身体による)カタルシスを身体の外へと異化させようとする新しい進取。
小野彩加 写真

小野彩加 オノ アヤカ

舞台作家。1991年12月30日生まれ。2016年から2019年まで多田淳之介率いる〈キラリふじみ・リージョナルカンパニーACT-F〉に参加。ダンサー、パフォーマーとして、白神ももこ『絵のない絵本』、黒沢美香『6:30 AM』、浅井信好『はてしない物語』、かえるP『スーパースーハー』、三野新『アフターフィルム』、ピチェ・クランチェン『MI(X)G』、山崎広太『ダンス・スプリント』『ダンステレポーテーション』、ひとごと。『花をそだてるように、ほんとうをそだてています。』、ClariS『ClariS 1st 武道館コンサート 〜2つの仮面と失われた太陽〜』『ClariS 3rd HALL CONCERT in 舞浜アンフィシアター ♪over the rainbow 〜虹の彼方に〜♬』などの作品に参加している。