18 常設展示(参加型)
「私はトランスです」=???
- 所要時間
- 約30分
- グラフィックレコーディング制作
- 清水淳子
「これは何だろう。」「何が起きているだろう。」「何が視えるだろう。」
そう人に伝えると“私はこうだった。“や”私もこうだった。“と「自分のエピソード」を語って聞かせてくれる人が少なくない数存在します。話のバリエーションは自分の属性の話からエロ話までと本当に様々で多岐に渡っていて、それらの事をずっと不思議に思っていました。
これは何だろう。何が起きているんだろう。と。
何となく「私はトランスです。」と「等価」だとその人が思っている、釣り合っていると思ったエピソードを語ってくれている様な気がして、そう仮説を立てました(これは仮説なので間違いの可能性もあります。) 一つの言葉から起きる事、それらを並べた時に視えてくるものは何だろう。
そこを【一緒に】考えてみてもらえたら嬉しいです。 ※事前に清水淳子氏に制作していただいたグラフィックレコーディングも併せて展示予定です。
和田華子 ワダ ハナコ
俳優。青年団所属。
〈選書〉
『10代から知っておきたいあなたを閉じこめる「ずるい言葉」』(森山至貴)
『LGBTとハラスメント』(神谷悠一、松岡宗嗣)
『LGBTとハラスメント』(神谷悠一、松岡宗嗣)
〈企画協力〉
清水淳子
デザインリサーチャー/グラフィックレコーダー1986生まれ。2009年 多摩美術大学情報デザイン学科卒業後 デザイナーに。2013年Tokyo Graphic Recorderとして活動開始。2019年、東京藝術大学デザイン科修士課程修了。現在、多摩美術大学情報デザイン学科専任講師として、多様な人々が集まる場で既存の境界線を再定義できる状態 “Reborder”を研究中。